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ジェイン・A・クレンツ 「ささやく水」二見書房

MIRA文庫「愛と打算と」を始めて読んだ私はジェイン・A・クレンツの作品はあまり面白くないと勝手に評価していました。2年間ほど本棚に入れっぱなしにしておいて手も付けなかったのですが、昨日何を思ったかこの作品を読み始め、あまりの面白さにビックリ仰天してしまいました。

「ささやく水」
Deep Waters
Deep Waters
24歳のとき両親が亡くなり大手デパートのCEOの後を受け継いだチャリティ・トゥルイットは長年の重圧と好きでもない相手と婚約で心身ともに疲労していた。婚約パーティーの最中、パニックに陥り婚約者に別れを告げCEOの座も兄弟に譲ってしまう。29歳にして燃え尽きた彼女はシアトル郊外の海辺で小さな本屋を営み穏やかな生活を手に入れた。海辺の地主ヘイデン・ストーンが亡くなり、立ち退きを迫られると不安になった商店主たちの代表として彼女は新しい地主へ交渉することになる。新しい地主でヘイデンの遺産を受け継いだエライアス・ウィンターズは名うてのブローカーだったが彼もまたある理由で町へやってきたのだった。

登場人物が数え切れないほどいて覚えるのが大変でした。こういった場合、主人公達の影が薄くなり面白くないのですが、この作品は一人一人が個性的で魅力的でした。そしてヒーローのエライアスですがロマンス小説のヒーローとは一風変わっていて冷静沈着で寡黙。ヘイデンから受け継いだ空手のような武術と禅門答のような考え方でチャリティを翻弄します。日本的といいますかアジア的といいますか。とにかく日本人作家が書くようなキャラクターでした。話の内容より登場人物のキャラクターに目が行ってしまい、脇役のTシャツショップ店主が着るTシャツの標語に笑ってしまいました。私のお気に入りは「臨死体験をした。5分で戻った」です。サスペンスよりロマンス要素が強いのですが、一筋縄では行かないエライアスをどうやってチャリティは突き崩していくか・・・面白い作品でした。
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テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

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