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リザ・ウンガー 「美しい嘘」ハヤカワ文庫

病み上がりのため、自宅に篭っているnagisetuです(泣)何もすることがない上に体力もないので、ずっと本を読んでおります。私のブログを読んで下さる方の割合は、HQファンよりもミステリファンの方が多いような気が致しますが、いかがでしょうか?ですから、これからご紹介する作品は、みなさんも大いに注目していたはず・・・。前置きはこのくらいにして、本作品のご紹介に移りますね。
作者のリザ・ウンガーは、ニューヨークで広報の仕事をしていましたが、2000年に文筆で身を立てるために退職し、2006年に本作品を発表しました。そして瞬く間にベストセラー作家の1人になったそうです。今年の1月には、本作品の続編として「Sliver of Truth」が刊行されました。
リザ・ウンガーのHPはこちら→http://www.lisaunger.com/index.htm
※本作品を読む前に、彼女のHPに行ってみて下さい。Top画面にアパートの扉があるのでそこを(もしくは「Watch Video About The Book」)クリックするとブックビデオを見ることが出来ます。どんな雰囲気の作品なのか掴むことが出来ますよ。

「美しい嘘」
Beautiful Lies
Beautiful Lies

第2作目「Sliver of Truth」
Sliver of Truth
Sliver of Truth
ニューヨークに住むフリーライターのリドリー・ジョーンズは、車に惹かれそうになった幼い子供を助けたことでマスコミに大きく報道され、一躍時の人となる。そんな彼女の元に一通の差出人不明の手紙が届き、その中には『あなたは私の娘ではないか』というメモと幼い少女と供に写っている1組の男女の写真が同封されていた。その写真に写っていた女性は、生活にくたびれ悲壮な表情を浮べていたが、リドリーと面影が非常に良く似ていたのだった。小児科医の父と繊細で美しい母を持つリドリーは、なに不自由なく育って来たが、2歳までの写真が無いと言うことに気付き、一抹の不安を覚える。手紙と写真を両親に見せるが、たちの悪い悪戯だと言って、話を取り合おうとしない両親に疑問を抱き始める。そんな時、リドリーの住むアパートに自称彫刻家、ジェイクと言う謎めいた1人の男性が引っ越してくる。出会った瞬間、強烈に惹かれて行くのを感じたリドリーは、彼もまた同じような感覚に囚われていることに気付く。リドリーの悩みを聞いたジェイクは、一緒に調査することを申し出る。そして2人は手紙の主を突き止める。しかしリドリーはジェイクの謎めいた言動と行動に不安と戸惑いを感じていた。

何かを隠している両親、その両親と絶縁している薬物中毒の兄、家族のように付き合って来た大好きなおじさんの謎の死、幼馴染で元恋人の不信な行動、そしてどうしようもなく惹かれているのに何故か信用できないヒーロー。と、まあヒロインの周りは疑惑だらけで誰を信用していいのか分からない状況。私だったら冷静ではいられないですね。サスペンスとしては中々の出来だったと思います。でも正直言って500ページ以上の分厚い本にくたびれましたね。ドキュメンタリータッチというか、一人称で書かれていて独特の文章に慣れるまで時間が掛かりました。普通のサスペンスとは違い、ヒロインの微妙な心の変化が詳細に書かれているので(アメリカでベストセラーになったのはこの点にあるそうです)私的にはまどろっこしい・・・と感じてしまいました。この点は、様々な意見があると思うので良し悪しは解りかねます。話がなかなか進まないので結構イライラしていましたが、半分くらい過ぎるとページを捲るのが面白くなって行きます。でも、事件は解決しても何か終っていないような気がするのですよね・・・と思ってあとがきを読んだら冒頭にも書きましたように、続編があるみたいです。早く翻訳してくれることを祈ります。

追記:書き足りなかったので、ちょっと補足。
この作品、読んだ後からジワジワと来るものがあるのですよね。全ての登場人物が「血の通った生身の人間」で、何処にでもいる普通の人達なんですよね。ヒロインもまた普通の人生を歩んでいる普通の女性なんです。だからなのか、すごく共感が持てるのです。ヒーローは、厳つくてドラゴンのタトゥがあるセクシーな男性なのですが、心に大きな傷を持ちヒロインに対して秘密があるのです。孤独の人生を歩んで来たヒーローの唯一の光がヒロインだったわけです。困惑しながらもヒーローに惹かれて行くヒロインの葛藤が見物です。こんな男性に愛されたい!と思ってしまいました(笑)
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テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

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こんばんは♪
正しい療養生活?を送っておられるようで安心しました。(笑)

うーん、面白そうなんですが、私は一人称形式の文がとても苦手なんです。なんというか書き手には語りべでいて欲しいんですよね。その辺りを乗り越えられれば読み応えありそうですね。
続編が出たあたりで覚悟を決めて一気読みしようかなぁ・・。

最近仕事を始めたので、どうも読書の時間が取れません。(泣)
あんなに楽しみにしてたスーザン・ブロックマンの新作すら5ページしか読んでない・・。

makoさん、今晩は!
ええ、もうゴロゴロしております(笑)旦那さまの目が光っておりますので、外に出ることが出来ません(泣)でも少しでも外気に触れたくてベランダで観葉植物の植替えをしたりしてましたよ。

一人称形式の作品って、私も苦手なんですよね。特にこの作品は読者に語りかけるので(あなたは○○と思っているでしょう・・・みたいな感じ)慣れるまで時間が掛かりましたよ。それがアメリカでは受けたみたいですが・・・。普通の?文章なら違和感無く話しに入って行けたように思うのですが、何とも言えないです。もしかしたら、この戦法?がヒロインに共感出来たのかもしれませんしね。

私も仕事をしているのでmakoさんのように読書の時間が取れないのが悩みです。こればかりは仕方が無いですね・・・(泣)

こんにちは。買ったは良いけど、本の分厚さに後回しカゴにつっこんでます~。ヒロインに感情移入出来ればあっという間に読み終えられるけど、このヒロインは入っていくのが難しそうで。

ヒロイン一般の人でヒーローが刑事の作品が大好きなんだけど、この所ないですね~。

病気療養、如何ですか?良くなってきてるのでしょうか?
私は毎日が療養のような物なので慣れちゃってますが、会社辞めた当初はとまどいが多かったです。
手持ちぶさたと言いますか・・。
そんな私の支えが本でした。
でも人間って困ったもの。買ったはいいけど好きな本から読むから後回し本が増えてきて。さて、今日は少しでも処理するかな~。

れもんねこさん、今晩は!
すごく分厚くて読んでいたら手が痺れました(笑)
この手の作品は、購入してすぐに読まないとずるずる行きそうで怖いのですよね。なので思い切って読み始めたのですが半分まで作品の世界に入って行けなくてしんどかったです。でも、一人称がお好きな方や抵抗がない方にとっては素晴らしい作品だと思いますよ。

今週から仕事に復帰したのですが、1週間もお休みしていたせいで、多忙な毎日を過しております。昨日まで胃の調子が悪かったのですが、今は大丈夫ですよ!本当にお騒がせしました。
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1日2冊を目標にお金が尽きるまで読書に励んでいます。

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