スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

キャサリン・コールター 「エデンの彼方に」二見書房

「FBIシリーズ」でお馴染みのキャサリン・コールターのコンテポラリーをご紹介します。内容が内容だけに少々敬遠していたのですが、お薦めを頂いたので週末に読んでみました。ところで「FBIシリーズ」の第1作目「The Cove」が近々翻訳されるそうです。私の記憶が確かなら、サビッチとシャーロックがクワンティコで初めて出会ったシーンが第1作目にあるはずなんですけど・・・。勘違いですかね??
キャサリン・コールターのHPはこちら→http://www.catherinecoulter.com/

Beyond Eden (Onyx)
Beyond Eden (Onyx)
ニューヨークで人気モデルをしている「エデン」には、誰にも言えない秘密があった。それは18歳のとき、義理の兄にレイプされたということ。
「エデン」こと、リンジー・フォックスは、サンフランシスコでも有数の名士の家に生まれたが、連邦判事の父親は9歳年上の異母姉シドニーばかりを可愛がり、手足ばかり長く見劣りする容貌のリンジーには甘い言葉1つ掛けることはなかった。イタリア貴族、アレッサンドロ・ディ・コンティーニと結婚したシドニーはますます自慢の娘として可愛がられる一方、アレッサンドロに淡い恋心を抱いていることを父親に知られたリンジーはサンフランシスコから遠く離れた寄宿学校へと追いやられてしまう。後妻である母親と浮気ばかりを繰り返す父親の絶え間ない争いを幼い頃から見ていたリンジーは、寄宿学校での平穏な生活に安らぎを見出し充実した毎日を送っていた。そして時折来るアレッサンドロの手紙に慰められ、恋心は募るばかりだった。ある日、アレッサンドロの招待でパリにやって来たリンジーは、姉の不在に疑念を持ちながらも、2人きりで過すパリでの一夜に酔いしれ、彼のもう1つの顔に気付かなかった。
9年後、26歳となったリンジーは、人気モデルの「エデン」として華やかな世界に身を置いていたが、事件後、祖母以外の家族とは疎遠になり、大学で心理学を専攻してもなお心の傷は深く男性を一切近寄らせることが出来ずにいた。そんな彼女の前に、S・C・テイラーと名乗る私立探偵が現れる。彼は、「エデン」が所属する事務所のオーナーが雇ったボディーガードだった。大柄で鋭い瞳を持つテイラーに、恐怖を感じながらも、怯える彼女を包み込むような優しさで辛抱強く接する彼の姿に惹かれ始めるのだった。そしてテイラーも初めて会った時から「エデン」を特別な存在だと感じていた。

重い。とにかく重い。読み終わったあと、最初に思ったのがこれでした。とにかくヒロインの家族が酷い。酷いというより醜い。外見はとっても美しいのに内面が非常に醜いのです。人はこんなにも醜くなれるものなのか?と疑念に思うほど、ヒロインに対しての仕打ちが残酷で酷いです。レイプを目撃した姉に銃で撃たれた義兄は運良く生き延びるのですが、病院に運ばれたヒロインは無情な医師達によって更に傷つけられてしまいます。実はこの時、ヒーローも同じ処置室に偶然居合わせていました。フランス旅行をしていたヒーローは、交通事故に合い運ばれたのがヒロインと同じ病院だったのです。錯乱状態で泣き叫ぶヒロインの姿は、新米警官だったヒーローのその後の警官人生に大きな影響を与えます。ヒーローが警察を辞めたのもレイプ事件が原因でした。離婚経験のあるヒーローは、女性との軽い付き合いはしていても二度と結婚したくないと思っていましたが、ヒロインと出会い彼女の全てを知りたい、守りたい、人生を供に歩みたいと思うようになります。でも過去の事件と立ち向かう勇気が無いヒロインは、本名を教えることが出来ず、心に壁を築いています。元警官の直感でヒロインの過去に気付いていたヒーローは、ヒロインの気持ちを尊重し待ち続けるのです。そんなヒーローの男っぷりに惚れてしまいました(泣)孤独で過酷な人生を歩んでいたヒロインがヒーローと出会い、少しずつ変わって行く様子に心が打たれました。次々襲ってくる災難(作者はヒロインをどこまで地の底まで落とせば気が済むんだ~と思うほど・・・)に、悩み傷付き答えを見つけて行くヒロイン。そんな彼女を支え続けるヒーロー。うーん、素敵だ。
とっても重たいテーマですが、2人のロマンスが重い雰囲気を和らげてくれました。約550ページの中に、これでもか!という程エピソードが詰め込まれているので(ちょっと詰め込み過ぎているかな・・・)読了感たっぷりです。
スポンサーサイト

テーマ:ロマンス - ジャンル:本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

The Cove

はじめまして。
いつも拝見させて頂いているのですが、はじめてコメントさせてもらいます。

The Coveですが、サビッチとシャーロックが出会う前の話です。迷路にも出てきたサビッチのパートナーだったJamesとSallyが主役です。よくあることですが、出版の順番がおかしくするのやめて欲しいですね。

luさん、はじめまして。
コメントありがとうございます!

やっぱり私の勘違いだったみたいですね(^ー^* )
「FBIシリーズ」は、まだご紹介していないのでこれを機に読み直してみようかな・・・と思います。とは言っても溜まりに溜まった新刊達をどうにかしないといけないのですが・・・。

私も図書館で『迷路』を借りた後、原書に移ったので順番が逆になっちゃいました。買ったpaperbackがThe beginningというタイトルでThe Cove/The Mazeの両方が一冊になってるので原書は順番通りに読めてます。

FBIシリーズは飛び飛びに翻訳されてるので鬱陶しいですよね・・・。

luさん、今晩は!
原書が読めるなんて、英語音痴の私には羨ましい限りです。
「迷路」ですが、私も図書館で借りた記憶があるのですよね~。だいぶ前の話なのでうろ覚えなんですけど、改めて買い直した記憶があるような、ないような(笑)
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ブログ内検索
プロフィール

nagisetu

Author:nagisetu
1日2冊を目標にお金が尽きるまで読書に励んでいます。

カテゴリー
最近のコメント
リンク
FC2カウンター
FC2ブログランキング
FC2ブログランキング
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア

フリーエリア
BLOG PARTS
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。